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映画紹介『あと1センチの恋』 "隣にいるから、交われない"

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あと1センチの恋

(原題:Love, Rosie / 上映時間:104分 / 公開日:2014年)

おすすめポイント
  • もどかしい恋愛ストーリー
  • 青春時代から大人になるまでの生い立ちを描く
  • 最高のパートナーとは何かを考えさせられる
あらすじ

結婚式の日、ロージーはスピーチをしながら、過去を回想する。
ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳の時からの親友だった。二人はよく見た夢の話をしていた。
成長した二人は、ハイスクールの卒業パーティに一緒に行く予定だったが、ロージーはグレッグ(クリスチャン・クック)に、アレックスはベサニーに、それぞれ誘いを受ける。
ロージーは、童貞であることに悩むアレックスに恋の助言をし、それぞれの相手と出かけることになる。
やがてアレックスは童貞を卒業し、ベサニーとの関係を包み隠さずロージーに明かし、ロージーは嫉妬し、困惑する・・・

Wikipediaより引用

見どころ

何度も訪れる、決心を鈍らせる様に隔てる壁

既に男女間の親友関係として成立しているところから、物語は始まる。
いつからか互いに、一方的な恋愛感情を抱いてしまったという想いを秘めながら成長していく。
互いの生活を過ごしていく中で、改めて気持ちを確認しようとする瞬間が何度も訪れる。だがその瞬間には、それを拒んでしまう、僅かな壁が必ず存在してしまう。
結ばれそうで、結ばれない・・・"あと1センチの恋"の状態のままストーリーは進んでいく。

親友であり、良き理解者であってほしいが故に・・・

子供のころからの仲であるが為に、嬉しいことがあれば、真先に報告したくなる。
もちろんそれは、親友としてである。親友だから共感してほしい、親友だから幸せになってほしい。
そんな互いの想いは上手く伝わらず、恋人へとの道を遠ざけてしまう。

まとめ

このストーリーの肝は、思いのすれ違いが、メインとなっている。
三者である視聴者からすると、何故結ばれないのであろうか・・・と思うところもあるが、そこにはタイミングの悪さであったり、親友関係が壊れてしまうかもしれないという恐怖心から、二人の距離が絶妙な間隔のまま過ぎ去ってしまうことになる。
だが、この物語には、きちんとした締め括りがあり、その急展開こそがこの物語の良さを引き立てるように思える。
原題の”Love, Rosie”という、タイトルで想いを伝えているのも、物語のもどかしさを物語っている感じもする。